キトサンの効能・減量効果...

キトサンにはどのような特徴がありますか?

キトサンには、次のような特徴があります。

 

■慢性腎不全に伴う症状への効果が示されています。
■LDL(悪玉)コレステロールを低下させます。
■肥満や動脈硬化の予防や改善効果が認められます。

キトサンにはどのような効能がありますか?

キトサンに期待されるのは、次のような効能です。

 

■肥満や高血圧、高脂血症、糖尿病といった生活習慣病の改善効果
■慢性腎不全に伴う貧血や電解質異常の改善作用
■動脈硬化の予防と抑制作用
■LDLコレステロールの低下作用

キトサンとはどのようなものですか?

キチン・キトサンというのは、
カニの甲羅やエビの殻に存在している
多糖類の一種であり、

 

ヒトの消化酵素で消化されないという意味においては、
動物性の食物繊維といえます。

 

また、キチンというのは、
甲殻類の殻からタンパク質やカルシウムなどの成分を
除いたものをいいます。

 

なお、キチンをアルカリ溶液で処理すると
アセチル基が除かれ、キトサンになります。

 

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キトサンの摂り方は?

キトサンの抗肥満効果は、
食事療法との併用で認めらるのですが、

 

コレステロール低下作用を十分得るためには、
1日あたり1000r以上とかなりの量が必要となります。

 

なので、肥満や高脂血症に利用する場合には、
一般的な食事療法を行いながら、
他のサプリメントも併用するようにします。

 

なお、慢性腎不全や動脈硬化に対して使用する場合も同様です。

キトサンの働きは?

キトサンは、経口摂取のあと、
消化管内で次のようなものと結合し、
効果を発揮すると考えられています。

 

■窒素代謝物 
■胆汁酸
■コレステロール
■リン脂質 
■カルシウム 
■脂溶性ビタミン...など

 

なお、脂肪の排泄増加という作用は明らかではありません。

キトサンの動物実験について

キトサンの動物実験では、
抗肥満作用が示されています。

 

具体的には、愛媛大学の研究において、
高脂肪・高コレステロール食によって
高脂血症と肥満を生じたマウスに対して、

 

キトサンを投与すると、
体重増加の抑制、高脂血症や
糖尿病の改善が認められたそうです。

 

また、名城大学の研究では、
キトサンを投与したマウスにおいて、
糖尿病の進行を抑制する効果が認められたということです。

 

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キトサンの臨床試験について

キトサンの効果については、
これまでにいくつかの臨床試験によって示されてきています。

 

具体的には、2000年に報告された臨床試験では、
33人の2型糖尿病患者に対して、
450rのキトサンを1日3回投与したところ、

 

総コレステロール値と
LDLコレステロール値が低下したそうです。

 

また、これまでに5つの臨床試験において、
キトサンとカロリー制限による食事療法との併用による
抗肥満効果が認められているということです。

 

なお、慢性腎不全患者の効果についても、
臨床試験で示されています。

キトサンの減量効果について

キトサンは、
食物中の脂肪を吸着することによって、

 

脂肪吸収を減らすという、
減量効果も期待されています。

 

なお、これまでの臨床報告によると、
食事制限にキトサンを使用することによって、
減量が認められています。

キトサンはどのような点に注意が必要ですか?

キトサンについては、
高脂血症や腎不全、動脈硬化性疾患など、
何らかの病気で医薬品を服用している人は、

 

主治医に相談の上、
利用するようにしてください。

 

また、キトサンには、
腹部膨満感や便秘といった
消化器症状を認めることがあるほか、

 

キチン・キトサンや甲殻類の成分に対して、
アレルギー症状や過敏症が現れることがありますので、

 

もしこれらの症状が見られた場合には、
使用を見合わせるようにします。

 

甲殻類の食品にアレルギーのある人は、
念のため使用を避けるようにしたほうがよいと思われます。

 

ただし、一般的には、
通常の食材に由来する成分なので、
特に問題となる健康被害や副作用は知られていません。

 

なお、キトサンが脂溶性ビタミン(ビタミンA・D・E・K)
の吸収を抑制すると推測されますので注意が必要です。

 

ちなみに、これら以外のサプリメントや医薬品との
相互作用は報告されていませんので、
併用は問題ないと思われます。

 

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